「ん…サンドイッチ…?」


顔を洗ってからリビングに顔を出すと、食卓の上にいろんな種類のサンドイッチが乗っている。
昼ってこれか。

―バコッ

「いっだ…!!」

僕がまだ多少寝ぼけていることを悟った空は、僕の頭をジャンプして思いっきり本で叩いた。
僕は頭を手で押さえて、しゃがみ込む。
空はニヤリと笑って僕を見下げた。


「夜が寝ぼけてるからよ?昨日の仕返し♪」


舌を出して僕をバカにした空。
僕は心の中で、覚えてろクソ空…!!と思いつつ、立ち上がって昼食を食べようと椅子に向かった。