僕は目を開け、端に体をずらす。
そして、空に声をかける。
「おいでよ」
「…ありがと」
そろとベッドに来る空。
いつの間にか寝巻き姿になっていた。
あいてるところに、空は入ってくる。
おやすみ。
それだけ言って、僕は空に背を向け目を閉じた。
空もおやすみと言うと、すんなりと寝入った。
甘えん坊で我が儘娘。
僕がどんなに冷たく言っても、僕から離れないのは…僕達がお互いを必要としてるから。
離れたら、僕達は1人になっちゃうから。
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