「ねぇ!!大和の彼女なの??

 あたし大和があんなに女の子に優しくしてるとこ

 みたの初めてなのー!!」


と、急に笑顔になり私の手をつかんできた。



「え?」と私が拍子抜けし、口をあけてポッカ―ンとしてると



「玲奈っ!!なにしてんだよ」



「あ。大和!あのねー今凜ちゃんとお話してたのー」



「余計なことすんなって」



「はいはい。何回も聞いた

 あのねー凜ちゃん。

 ずっと言いたかったんだけどいいかな?」



「なんですか?」



「私と友達になってくれないかなー?」



「ともだち?」



「そう、友達!!」



「やだ。」「どうして?」



「どうしても!!」



そういうと私は知らない間にその場から走って逃げていた。