次の日、俺は薫と一緒に育ててくれたおじいちゃんのもとを訪ねた。




一応俺は恥ずかしくないようにスーツを着た。



家の前で俺は薫の方を見た。


「変じゃないかな…。」



そうつぶやいたのが聞こえたのだろうか、薫が俺の手をそっと握った。




その手の暖かさに安心し、大丈夫だって言ってくれてるって思うことができた。





実際におじいちゃんに会ったがすごい優しい人だった。



俺たちが一緒に暮らすって言うことに最初はびっくりしてたけどすぐに快諾してくれた。




俺は薫の方を見て微笑んだ。




薫も俺の方を見てほほ笑んだ。




俺はその時にあることを決心した。