修学旅行が終わって俺らは体育祭に励んでた。高校で体育祭って珍しいよな?
まぁ、さておきまたもや活躍してるのが琉生。

やっぱすごい。あーまじ見てて飽きないよな。
ってだから俺は少女マンガに出てくる奴かってんだよ!

「体育祭の係りを決めたいと思います。」
「なぁなぁ陸。応援団やんね?」
「…は?」
「やろーぜ?」
「ちっ…」
「な?」
「わかったよ。」

「じゃあ応援団やりたい人いますか?」

俺と空ちょうど二人が手を挙げた。
女子は誰がなるんだ?と、思ったらなぜか羽山と鈴木が手を挙げた。

まだ懲りねぇのかあいつら。
ま、いいや。関わらなければいいことだ。

「じゃあ、四人で決定します。」
「頑張ろーな。」
「おう!」

毎日毎日練習をがんばった。だって高校最後の体育祭。悔いの残らねぇようにやんなきゃな!

放課後、俺は飲み物を買いに自販に行った。

「なぁ、言わねぇの?仕事のこと。」