僕はどうも歩くのが苦手なようだ。 「浮くのは死ぬ前から得意なんだよな…」 僕は地面の少し上くらいを浮遊していた。 僕の足と地球はあまり仲が良くないみたい… 最初は女子更衣室を覗きにいったり、友達を尾行してみたりと色々したのだが 半年もすると、 「飽きた。暇だ!!!!」 僕は街中を斜め上から見下ろしながら面白い事を探した。