「私…。詩真のことが…、好きなの」





「えっ…」




何…これ。
最悪。
何で…こんな場面に…。




「私と付き合って!!!!」




「…」




詩真…?
…どうして黙るの?
付き合うの…?





「…」


「詩真…?」



3分間沈黙が続き、
女の子のほうが先にしゃべった。




「あの、へ、返事…今度でも…「ごめん」



「「…えっ…」」



はっ!!!!!
やばっ!!!
思って口をふさいだ。






「ごめん…。オレ、好きな子…、いる、から…」




好き、な…子…。