会うの嫌だなー。

 でも、学校休めないしなぁ。


「はぁ…」


 好きなだけなのになぁ。



 嫌々ながらも教室に入った。



「おっす」

 綾ちゃんが私に声をかけてきた。

「おはよ…」





 その後すぐに鈴ちゃんが私の所へきて、「大丈夫?」と聞いてきた。




 2人はすごく優しくて、人の変化を敏感に感じ取るんだ。



 そんな2人には…隠せるわけないよね…?









 でも、言うのも辛い。



 絶対に泣いてしまう。




 それでも2人は聞いてくれる…?