次の日、私は早瀬を見るのが怖くて見れなかった。


 話せなかった。




 そのまま話さなければ良かったのに。







 私はどうして自分で自分を傷つけるような事を言ってしまったんだろう。









「早瀬の彼女可愛いね!ラブラブでいいなぁ!」

 ねぇ、そんなに照れないで。


 私の前でしたこともないような顔をしないで。



 私は自分で自分の首を締めたようなもんだ。