「僕は、どうしたら、いんですか?」 「大丈夫。リュウ君は退学扱いとかにはならないから。他の先生でも勝手には出来ないわ。だって、校長先生はそのことを予測していたみたいだったから」 レム先生はそう言うと、僕に一枚の手紙を手渡した。 「これは?」 僕はその手紙を開いてみると、校長先生からの直筆で書かれていた。