「……校長……先生?」 声をかけても返事が無い。 僕は、校長先生のそばに行くと、 ゆっくりと腕が垂れ下がる。 僕は、恐怖のあまり頭が真っ白になった。 校長先生は赤い血だらけの姿で壁に座っている。 僕は、その場に正座姿で、両手を床に付けて震えていた。 今、目の前の光景が信じられなかった。 なんで、校長先生が殺されなければならなかったのか。