「はぁ・・・はぁ・・・一体こいつら暴走しすぎだ!」
ウリッドが言った。ウリッドは9体倒している。
すると、僕がフラフラとしている姿を見つけ、ウリッドが僕のそばに歩いていく。
「リュウ?大丈夫か?」
「あ、ウリッド。攻撃魔法だった」
「本当か!?それは良かった」
僕は言うと、ウリッドは笑顔で喜んでくれた。

なぜだろう。
なんか不思議な気持ちだった。
こんな事でも、笑顔で喜んでくれる人なんて、僕の周りにはお母さんだけだった。