「あ、ありがとう。もう、ジンは羨ましいよ。剣使いなんだもんね」
リズは言った。
「なあ、アヤメが言っていたこと本当なのか?」
と、ジンは言った。
「なに?ジン聞いてたの?」
と、アヤメが言った。
「あくまでも、私の考えだから、本当のことじゃないかもしれないけど。あの不気味そうに微笑んでいるあのホライゾン校長が何を企んでいるのか分からないけど」
「なるほど、これもリュウ狙いか・・・・・・」
と、ジンは言った。
「・・・・・・ジン?リュウを狙ってるって」
「俺も考えたんだけどさ、あの校長はもしかしたら、リュウを殺害しようとしてるんじゃないかって」