こんな、ダメダメな僕なのに・・・・・・ ーーー どうか 逃げないでほしい 私は、絶対君なら犯人を探してくれると信じている ーーー そうだ。校長先生は、こんな僕にもちゃんと信じてくれていた。 だから、僕も、ホームン校長先生を信じる! でも、もうエントランスホールや校舎の外では、地面が真っ赤に染まりはじめている。 大勢の生徒が犠牲になっているのに、ホレイゾン校長と、32人の教師はじっとその場で見ているだけだった。