数分後……


「…奈美!」


司の声がし振り替えると司が歩いてくる。


「……!」


そしてその後ろには、あたしたちよりも若いであろう女の子がいた。


その女の子の顔は可愛く、司と並ぶと美形カップルみたいだった。



ボーとしていると。


「……奈美?」


司の声がし我にかえる。


「あっはい。」


そう言い、司に資料を渡そうとすると、


「先輩の彼女ですか?」


そう言われ資料を持った手が、止まる。