「絢音。よろしくー☆」
あーマジ良かったー♪
「こちらこそー☆」
名前覚えられるかな・・・
自信ないぞ?
まぁ、そのうち・・・ね!
記憶力は自信ないが。
いいクラスっぽいし☆
「そういえば。」
ん?
「部活なににする??」
「部活ぅ?」
部活ってあの、放課後にやるヤツ??
わたしアンブローズ学園では放課後まで学校に居たくないし、早く帰りたかったから帰宅部?ってやつだったけど・・・
まぁ、何事も経験だ!!!
でも・・・・
「ナニにしよう・・・」
問題はソレだぁ・・・
「あっ。じゃあさ!!部活見学しよう!!」
見学ね。
「いいかも♪」
「いつがいい?」
んー・・・・
「今日!!!!」
キーン コーン
カーン コーン・・・
きたょ☆放課後!!
ところで・・・
「絢音は何部?」
まず、それから。
「えっとね。帰宅部なんだけど、アイのやりたい部活やろうかなって思ってるんだ。」
あ・・・
「絢音ぇ!!」
一緒にやりたいね!!
よし。
「はりきって部活見学だー♪」
「おー!!」
「うぅぅーん・・・」
なかなか無いぞ・・・やりたいの。
「まぁ、まだあるし・・・」
絢音のフォロー
でもホントにみっかんない・・・
「作ったの食えるし料理部いいと思ったけどあんなのつくれないし、水泳部は夏はいいけど冬のトレーニング・・・吹奏楽は楽器が・・・ソフト部・・・陸上・・・もー無理無理無理無理無理ー!!」
「わがままめ。部活ってこんなもんだっての。楽なの選んでどうする。」
うっ・・・ごもっとも・・・
「まだ他のあるし、見よう。」
そうだね。
あっ。
「体育館の部活、見たい!!!」
「いいね!」
おお、なかなか広い体育館。
「体育館の部活って、何?」
「えっと、バレー、剣道、バスケかな。」
少なめだね。
よーし☆
ナニから見ようかな・・・
カーン
カーン
は?
「絢音、ナニあれ。」
鎧みたいなの着て剣もってる!
騎士!?ナイト!?武士!?
カッコいい☆
「あぁ、剣道って言うの」
「へぇー剣道!!」
カーン
カーン
「カッコいいなー♪」
「だよねーでもあの防具?っての高いよー。」
マジ!?
わたし、生活に必要な額しかない・・・
「お金ないし、諦める・・・」
しょぼぼーん・・・
「次、ナニにしよう・・・」
ドーン
ドーン
なんだ?
「おーバレー部だ!頑張ってるなー。」
バレーか!!
ドーン
バーン
サーブ、レシーブ、アタック・・・・
痛そっ!!
痛いの嫌い!!
「やめとこう・・・」
「あは♪アイがやらないなら遠慮しとこ♪」
残るは
バスケだな。
よし☆見るぞー!!
ダン ダン ダン・・・
「バスケだ・・・」
わたしは口を開けたまま見入ってしまった。
(カッコいい・・・)
カッコよすぎっ!!
その時
わたしは
バスケをやりたいと
思った
「絢音・・・」
「なに・・・」
「私、バスケやる。やりたい!!!」
かっこいい。
やりたい!!!
ダン ダン ダン・・・
ん・・・
ドリブルしてる人、見覚えが・・・?
誰・・・・?
「ねぇ、アイ!分かる?あの人!!」
「どの人よ・・・」
マジ、誰。
「ほらほらほら・・・」
ダンッ
ガッシャァァァン
(ドキッ!)
ナニ、アレ・・・?
「今、ダンクした人!!」