ガラッ




緊張するーーー!!




みんなのほうを向いて




自己紹介!!




「桜木アイです。今日からよろしくおねがいします。」



うぅー・・



どうかな?



パチパチパチ・・・




はっ、拍手!!




よかった☆
「あ・・・あの。アイ・・さんの席・・・あそこ・・・です。」



もじ子が指さした窓際の席は










絢音の






となり!!







ラッキー☆
「絢音。よろしくー☆」


あーマジ良かったー♪


「こちらこそー☆」


名前覚えられるかな・・・



自信ないぞ?




まぁ、そのうち・・・ね!






記憶力は自信ないが。



いいクラスっぽいし☆



「そういえば。」



ん?


「部活なににする??」


「部活ぅ?」


部活ってあの、放課後にやるヤツ??


わたしアンブローズ学園では放課後まで学校に居たくないし、早く帰りたかったから帰宅部?ってやつだったけど・・・


まぁ、何事も経験だ!!!


でも・・・・


「ナニにしよう・・・」


問題はソレだぁ・・・


「あっ。じゃあさ!!部活見学しよう!!」



見学ね。


「いいかも♪」



「いつがいい?」



んー・・・・






「今日!!!!」
キーン コーン
カーン コーン・・・



きたょ☆放課後!!


ところで・・・


「絢音は何部?」


まず、それから。


「えっとね。帰宅部なんだけど、アイのやりたい部活やろうかなって思ってるんだ。」


あ・・・


「絢音ぇ!!」


一緒にやりたいね!!




よし。



「はりきって部活見学だー♪」





「おー!!」

「うぅぅーん・・・」


なかなか無いぞ・・・やりたいの。



「まぁ、まだあるし・・・」


絢音のフォロー



でもホントにみっかんない・・・


「作ったの食えるし料理部いいと思ったけどあんなのつくれないし、水泳部は夏はいいけど冬のトレーニング・・・吹奏楽は楽器が・・・ソフト部・・・陸上・・・もー無理無理無理無理無理ー!!」


「わがままめ。部活ってこんなもんだっての。楽なの選んでどうする。」



うっ・・・ごもっとも・・・



「まだ他のあるし、見よう。」



そうだね。



あっ。



「体育館の部活、見たい!!!」


「いいね!」


おお、なかなか広い体育館。


「体育館の部活って、何?」


「えっと、バレー、剣道、バスケかな。」


少なめだね。



よーし☆



ナニから見ようかな・・・



カーン

カーン



は?


「絢音、ナニあれ。」


鎧みたいなの着て剣もってる!


騎士!?ナイト!?武士!?





カッコいい☆




「あぁ、剣道って言うの」




「へぇー剣道!!」




カーン

カーン



「カッコいいなー♪」
「だよねーでもあの防具?っての高いよー。」


マジ!?


わたし、生活に必要な額しかない・・・



「お金ないし、諦める・・・」



しょぼぼーん・・・




「次、ナニにしよう・・・」



ドーン


ドーン



なんだ?


「おーバレー部だ!頑張ってるなー。」


バレーか!!



ドーン

バーン


サーブ、レシーブ、アタック・・・・




痛そっ!!


痛いの嫌い!!


「やめとこう・・・」


「あは♪アイがやらないなら遠慮しとこ♪」


残るは



バスケだな。



よし☆見るぞー!!
ダン ダン ダン・・・


「バスケだ・・・」


わたしは口を開けたまま見入ってしまった。




(カッコいい・・・)










カッコよすぎっ!!







その時



わたしは



バスケをやりたいと



思った