乱暴に
開け放った。
そこには
ブラックホールのようなものが
広がっていた。
(??!)
何なんだ・・・コレ・・・
「・・人間界へつながる道です。」
コレが?信じられん。
ポカーンと口を開けて突っ立ってたら
担任(男)が
「信じられないって顔だな。」
え?
「だってそりゃ・・・」
トン。
言い終わらないうちに担任が肩を押した。
「信じられないなら」
「さっさと行ってたしかめろ☆」
「ぎゃーーーーーーーー!」
わたしはブラックホールのようなものに
吸い込まれていった・・・
(あんの担任・・・・)
「いってらー☆」
遠くで担任の声が聞こえる。
あんたは1回地獄に逝ってらっしゃい。
(それにしても・・・・)
(これ、どこまで続くんだ?)
もう3分は落下し続けてるケド?
え。マジで出られなかったりしたら・・・
・・・担任☆
逝ってらっしゃいだから☆
そんな
出られないんじゃないか
というアイの不安をかき消すように。
出口が
光が
見えてきた・・・・
どすん!!
(痛!)
いや、痛いの前に
ここどこだ・・・・?
ソコは、狭いがちゃんとした部屋だった。
ベッド
机
テーブル・・・
家具はそろってるな。
んで、ここはどこだ!!
コンコン
ん?何者?
「失礼します。」
入って来たのは
女の人だった。
スーツで眼鏡をかけてて秘書とか言う感じの人だった。
「あなたは?」
「・・・私ですか。」
あなたしかいない(笑)
「私はこの学校の校長のお手伝い的ひとです。」
意味不明!
第一印象と中身が違いすぎ(笑)
「とりあえず、転入生ですので詳しい手続きと校長に会ってください。」
ん?
転入生?
「え。私転入生なんですか?」
「は?」
は?って言われた・・・
しくしく・・・・
「あなたは、ここ桜木中学校の転入生じゃありませんか。何寝ぼけたことをいってるんですか?まったく・・・」
自称 お手伝い的な人はぶつぶつ言っている。
(そうか!)
人間の学校では魔法なんて使えないだろうから
暴れすぎず
ちょっとおとなしくなって
帰ってこいと・・・
そーゆーこと?
まぁ違ってても当分帰れないだろうから
人間界の学校生活ってモンを
エンジョイしてやる☆