「レナ、いきなり驚かしてゴメンな。パパだってこんなバカと結婚させたくないんだ」

「おい!真人さんっ!」


クスクスっと私とママが笑う。


「レナの気持ちが最優先だからいつになるか分からんが、いつかSTRAWBERRYとして立派な妻になるんだぞ」



…立派な妻、ね。



私は適当に、はーいとだけ返事をしママの美味しい料理に手をつけた。