「よ、幼稚園の頃の…お、お友達?」


無い頭で必死に思い付いた嘘だった。
どもりすぎだし、疑問系だし…


「そういうこと。みんな、よろしくなー」


蓮希がフォローなのかいまいち分からないことを言って、屋上に連れていかれた。



「レナちゃん、さすが」

くっくっく、とお腹を抱えて笑う蓮希に私は少し…いや、かなりイラつきながら屋上までついていった。