「世羅…」

世羅は…あたしのおばあちゃんだったんだね。

世羅は…あたしの願いを叶えてくれたんだね。

あたしを…幸せにしてくれたんだね。

きっと、彰と出逢わせてくれたのも…世羅なんだろうね?



もう1度、あたしは行く。
彰の眠る…あの場所へ。


あたしはモルセラを持って、走り出す。

今日も雲1つない青空です。

ここはいつでも晴れてそうだね。

だって彰がいるんだもん。

彰は最強の晴れ男だもんね!


“永遠の感謝”
あたしは永遠かけて、彰に…世羅に感謝します。



“…頑張れ、光歌”

彰の声が…頑張れって声が
あたしにははっきりと聴こえた。

彰の眠る場所を振り返って見てみた。

オレンジの香りと共に、キラキラと輝きが放たれていた…。