「やめてよ!!恥ずかしい///」


有菜は私を突き放した。



「でもこれで三人で一緒の高校行けるね^^」


私は詩月ににこっと笑っていった。



「...うん」


詩月は確かに笑っていた。


でも、今考えるとその時の詩月の様子は少しおかしかったのかもしれない。



私がその理由を知るのはもう少し後のことになる。