「別にいいよ(笑)」

「ごめんー><何か、女の子としゃべってる感じだったー」


本当に、悪気はなくて女の子としゃべってるくらい自然だったの。

「本当に、いいって! だって男の子苦手な美来が俺には心を許してくれてるってことでしょ?」

そう、私は男の子は苦手な方なんだけど。

「うん!詩月は別だよ?しゃべっててすごい楽!」

「ありがとう^^俺もすごい楽、ってか楽しい!」

「ははっ、ありがとーってあれ有菜と美紀乃だー」


放課後6時のくらい廊下に有菜ともう、すっかり仲良くなった美紀乃がいた。

「何やってんの?二人とも」

私は二人に話しかけてみた。

「何やってんの?って美来のこと待ってたんでしょー?」

有菜がキレ気味にいう。

「あー、そうなの?ごめんねーσ(^_^;)」

「うちらも、さっきまで先生の手伝いしてて・・・でも、椎名くんいるならうちらは帰るよー?」

美紀乃は詩月のことを気をつかってくれている。

「えっ・・・」


「あ、ごめんね、俺CD屋いって帰るから、どっちみち、送ってあげられないし、じゃあね」

「あ、じゃね」

って、CD屋いっても半分は一緒に帰れるのに、気をつかってくれたんだ。

「じゃあ、帰ろー♡」

有菜は明るくいう。

「うん・・・あれ?ミーティングルームにケータイ忘れたかも!取りに行ってくるね」

「いってらっしゃーい♡」



さいあくー!