「…俺、明日花先輩が好きです。」


…え?
今、好きって…言った…?


私は今の状況が飲み込めず、唖然としていた。


好き…
悠真くんが私を…


私…


「…俺、そろそろ学校行きます!」


「あ、悠真くん…っ」


悠真くんは振り返ることなく病室を出て行った。