私は学校に向かった。
クラスの友達に、どうしたの、その目!?
って心配されたけど、大丈夫だよって答えた。
そんなことより、一刻も早く、葵と話がしたくて。
私は葵の教室に向かった。
「…ねぇ、あの先輩だれ?」
後輩の目線を痛いくらい感じる。
そりゃ、そうだよね。
3年が1年の教室に行く理由がないし。
姉弟ならまだしもね…
そんなこと考えてる暇はない!
「あのさ、上村葵くん、いるかな?」
近くにいた子に聞いてみた。
「葵は今日、休みです。」
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