…死ぬかと思った…
決めた…ジェットコースターはもう乗らないよ…


「明日花先輩、大丈夫?」

葵が私を心配そうな顔でのぞき込んだ。
正直、大丈夫じゃないけど…
でも迷惑かけたくないからな…


「大丈夫だよ?」

私はできる限り微笑んで答えた。

「…ちょっと休憩しましょうか。
僕飲み物買ってきます!
先輩、なにが良いですか?」


きっと気を使ってくれたんだろうな…
「じゃあ私、オレンジジュースがいいな。」

「じゃあ、買ってきます!」

「ありがとう。」

…葵、可愛いな…敬語になったりタメ語になったり。
年上っぽくなったり、急に年下になったり。


まぁ、そこが好きなんだけど。