両思いになって訪れるいつもの世界。
私はすべての恋が終わった。
そしてその6人の中で1人を選ばなければならない。
今は先生との記憶しかない。
けど、今から全てを思い出すんだ…
『全員との恋お疲れさまでした。
今から貴女は全てを思い出します。
貴女の一番愛せる人を選んでください。
猶予は一週間です。』
一週間…か。
「あの…っ。
決められなかったらどうなるんですか?」
私は疑問に思ったことを口にした。
『…その場合は…永遠にこの世界から出られることはないでしょう。』
…永遠に。
選べないかも知れない。
キャラの子たちとどんな恋をしたかもわからない。
…でもみんなを好きになったことには変わりはないんだ…
『それでは、決めるのをお待ちしています。』
私はそのままなにも言えず意識を失った--