「…それ、俺の台詞…」
…え?
それって……
「明日花、好きだよ…」
っ!!!!!!
…う、そ。
「…嘘じゃねぇよ…
これからさんざんいじめてやるから覚悟しろよ?」
…本当なんだ…
夢じゃないんだ!!
「…って、あれ?
私もう、だいぶいじめられてる気が…」
「…バレたか。」
いや、そりゃあんだけ私をいじれば嫌でもわかりますよ!
さんざんいじめられた…
これ以上甘いいじめを受けたら耐えられないかも…
「…と言うわけで。
このまま襲っていい?明日花」
はっ!?
そ、それとこれとは…っ
「なんでそうなるんですか!?」
「お前、俺と両思いになったからまた記憶消されるだろ。
一番愛せる人で俺を選ぶとも限んねぇじゃん。」
…確かに先生の言うとおり。
私は他の5人とどんな恋をしたかもわからないし、
先生を選ぶ保証もない。
先生の中の私の記憶ももちろん消されるわけで…