放課後--


「失礼します。」


私は先生の約束通り科学室に来ていた。
弱み握られた限り、逃げられないもんね…


「そこに座れ。」


私は差ししめられた場所に腰を降ろす。
すると、一枚のプリントが差し出された



「…これは?」

そう言いながらプリントに目を通すと…

げ…
そこには私の嫌いな化学の問題がずらりと並んでいた。


「化学の問題。」


それは見れば…わかる。


「補習しに来たんでしょ?
それとも…他のこと…期待した?」



!!!!!!


「サイテー!」


「最低結構。
さっさとやりな?」


…先生のペースだ…

さっさと終わらせて…帰ろ。

こうして私はプリントをやり始めた--