………はっ!?


「な、何言って…」


私がおどおどしていると、先生の笑い声が聞こえた。


「ははっ、本気にすんな!
お前のことは先生の中で評判なんだよ!
何でも出来るいい子だよーってな」



…なんだ…そう言うこと…


「…それとも…」


いきなり先生が立ち上がり私の耳に口を寄せる。


「本当の方がよかった?」


~~~!!!

先生の甘く低い声に顔がボッと熱くなる。


「…か、からかわないでください!」


「お、赤くなった。
お前まじからかいがいあるなー」


…最低。
こいつ、ガチでドSだ…


「さて、そろそろ教えてもらおうか?
その手紙の意味…」


…っ!!
ど、どうしよう…

先生鋭いから嘘ついてもすぐにバレるし…
でも攻略キャラだからあなたと両思いにならないといけません
なんて言えないし…


「大丈夫、どんな理由でも俺が受け止めてやるよ。」


…?
以外に優しい…?


ここは…正直に言った方がいいのかな…