「…その…友達が…冗談でそんな手紙を…」


「…ふーん…友達が…ねぇ?
友達思いのお前がそんな嘘つくんだ?」


…なんで私のことそんなに知ってんの…

「だって…ほんと…だもん…」

語尾がだんだん小さくなる私。
嘘がだんだん辛くなってきた…


「正直に言いな?」


「…なんで?」


「え?」


「なんで私のことそんなに知ってんの?」


担任でもないのに、私のこと知ってるなんて…おかしい。
ゲームでは問題児すぎて先生に知れ渡ってたけど…
私、まじめだしさ…


「…お前のことが気になるから?」