そして来てしまった日曜日---


…こんなんでいいのかな…服装…
いやいや、デートじゃないから!!
だからどんな服装でも大丈夫だよ!


そんなことを考えているともう9時50分だった。


「あっ!そろそろ行かなきゃっ」

私は慌てて家を飛び出した


すると家の前に一台の車が止まっていた。


中に翔先輩がいた


--コンコン。


窓をノックすると翔先輩が気づいてドアを開けてくれた。


「どうぞ」

「…失礼します。」

私は助手席に乗り込んだ


「明日花の服、可愛いね。」

「あ、ありがとうございます」

こんなことを言えるのも先輩だからこそ。


お世辞だとしてもドキドキした…