普通に突っ込んでしまった。
いや、突っ込まなきゃ気が済まなかった。


松田くん、すごくびっくりしてる…
そりゃ松田くんはなんでも完璧にこなすから突っ込まれたことはないんだろうな…


「そうですね。」


うわ。
あの松田くんがシュンとしちゃった何これ可愛いしっ!

…なんて言えないけどね。

「…じゃあ豚肉とキャベツ切ろうか。
包丁くらい、使ったことあるよね?」


「…ない。」


…ないのっ!?
それ、マジ話?

「…じゃあ私が手本見せるから同じようにやってみて。」


「…わかった」