「だいたい 夢がどうとか言っといて

 自分はどうなのよ?

 実は アンタのほうが

 夢なんてないんじゃないの?」


「・・・。」


「もしかして 図星!?!?」


「・・・。

 俺は・・・。」







「わっ!!」


私は 海斗に突き飛ばされた。

海斗はそのまま 自転車に乗って

行ってしまった・・・。


「ずるいヤツー・・・。」