そして、この公園は広く、人通りが多い街にもなかなかたどり着かない。


「誰か!!」


後ろを見ると、青一さんがナイフを持ちながら、追いかけて来る。


こんな事になるなら、誘いを断ればよかった……。


優也を連れてくればよかった。


後少しで、公園を出る……!


あたしは、走るスピードを上げる。