次の日にはどのテレビ番組でも私と力虎君の話題で盛り上がっていた。

皆のためにも頑張らなくちゃね。

数日後・・・

「歌鈴、これ歌うぞ。」

そう言って渡された歌詞。
うわー。
すごい!

『この歌詞書いた人すごいね!』

恋愛系の歌手だった。
すごい相手を想っているのが分かるような。

「あ、ああ。そうだな。」

はははと笑う力虎君。

ん?と首を傾げると。
「気にすんな」
と顔を少し赤くしながら言ってきた。