ついに花火の時間だ・・・

力虎君は何を話すつもりなのだろうか・・・

怖くて仕方がない。

「歌鈴。」
『ん?』

「・・・」
『・・・』

この間が怖い・・・

「あのさ・・・俺・・か、歌鈴の事が・・・好きなんだ」
『え?』

「よければ俺と付き合ってくれない?」
『う・・・』

私は思わず涙をこぼしてしまう。

「だめ?」

そう問いかける力虎君に首を横に振る。

「OKってこと?」
『うん』

「っしゃーー」