―――・・そしていつの間にか夜になってしまっていた。


「・・・あ、こんな時間!! 早く帰らなきゃっ!!」

「えっ? 莉乃帰るの? じゃあ、送るよ!」

「いいよっ! 千秋ちゃんが襲われたら困るもんっ」

「なにいってんのよ! 莉乃が一番に襲われるわよ!! 可愛くて小さいんだからっ!!」


―――・・小さいなら相手にされないよ・・・。


「・・・可愛くないもん。わたし・・・千秋ちゃんが心配なんだもん・・・」

「莉乃・・・」


莉乃と千秋ちゃんが言い争いをしていると・・・。