長谷くんが去った後・・・。

莉乃は色々と美姫さんに聞かれていた。


「・・・で? なにがあったのかしら?」

「・・・なんでもないですよぅ・・・」


顔が赤くなっている莉乃になにかあると感じ、問い詰めていく美姫さん。

だけど莉乃はなかなか離さないまま・・・―どんどん時が進んでいく。

莉乃の顔はもう赤みはなく、普通の表情に戻った。が。

汗がドンドン出てくる。


――――・・なんでなにかあるって・・・分かるのぉ?


段々と不安になっていく莉乃はついに話を変えた。