き、緊張したぁぁああ...


カフェから出てきた莉乃は父の元に向かった。


わたし・・・絶対に顔真っ赤だよぉ〜!!

こういうときどうすればいいの〜?? 真子ちゃんっ!!

あ・・・今ケンカしてるんだったっけ?

ケンカっていうより...無視?

・・・・・はぁ。辛いよぉぉおお。


「 ・・・の、莉乃っ!! 大丈夫か? 」

「 ・・・・・え? あ、ごめんなさい。何だったっけ? 」


アハッと笑うと父は呆れたようにため息をついた。


「 ちゃんと聞きなさいっ!! これから黒幕を調べに行くんだよっ! しっかりしてないとやられるぞ!? 」

「 はい・・・・。 」