「 い、痛いよぅ。わたしの事も呼び捨てでいいんだよ? 涼太くん・・・ 」

「 え・・・? あ、あぁ。莉乃・・・ 」


俺たちは照れ合っていてすっかり南と祐一の存在を忘れていた。


「 おぉい! 俺たちを忘れんなよなっ! 」

「 そうですよ。まったくです 」

「すまん、すまん! 」


俺は素早く謝る。

それを見ていた長谷川・・・じゃなかった莉乃は笑った。