俺は入って来た奴が長谷川と気付く。

長谷川を見ると怪我だらけで今にも倒れそうなくらいだった。


「 あ、みんなおはよ〜・・・ 」


もちろん南と祐一はハテナマークを浮かべていた。

真琴と真子と俺は慌てて長谷川に駆け寄った。


「 どうしたんだよ、長谷川! 」

「 そうよっ! 昨日連絡もつかなかったし! 」

「 やべぇーじゃん、莉乃。平気か? 」


長谷川はよく分からないような顔をしていた。