2人とも霊力は弱いので戦えない。

だから強い莉乃と咲希に行かせた。


「 病み上がりなのに平気? ・・・あ、親はいないの? 」

「 平気ですよ。親は交通事故でなくなりました 」

「 変な事聞いてごめんね? 」

「 いいんですよ。おじ様がお側にいてくれたから 」


多分父は泣いている咲希ちゃんを支えたのでしょう。

咲希ちゃんを見ているとそんな感じがしました。

――――・・しばらくして日が傾きはじめ仕事は終わり。

早かったようで長かった1日だった。

それから咲希ちゃんとわかれホテルに向かった。

父はしばらく神社にいるそうだから。