「 まぁっ! 凄いですね、莉乃様っ。こんなあたしでも楽になったのが分かりましたっ! さすがですっ! 」

「 さすがわしの娘だな。ガーハッハッハッ! 」


お父さんが大きな声で笑ってくる。

莉乃は耳がキーンとなり思わず塞いだ。


「 うるさいよぉ、お父さん・・・ 」


――――・・ギシッ・・・


「 誰かいるのですか・・・? 」


奥の部屋からパジャマをきて肩掛けをかけている女の人が出てきた。