それを言うと美菜ちゃんは心底驚いたみたいで莉乃の方をバッと向いた。
――――・・わたしそんなに弱そう・・・?
少しだけショックで涙が出てくる。
それに気付いた美菜ちゃんが慌てた。
「 弱そうなんて思ってませんよ? ただ霊が取り憑かないか心配で・・・ 」
「 大丈夫だよっ! こう見えて強いんだからっ! 」
美菜ちゃんに認められたみたいで嬉しくて少しだけ元気になった。
莉乃はあらかじめバックの中に入れておいた御札を取り出して柱に貼り付けた。
「 この家に取り憑いている霊、樋口咲希に取り憑いている霊よ。天に舞えっ! 」
印を込めて言葉を言うと少しだけ空気が楽になった。
――――・・わたしそんなに弱そう・・・?
少しだけショックで涙が出てくる。
それに気付いた美菜ちゃんが慌てた。
「 弱そうなんて思ってませんよ? ただ霊が取り憑かないか心配で・・・ 」
「 大丈夫だよっ! こう見えて強いんだからっ! 」
美菜ちゃんに認められたみたいで嬉しくて少しだけ元気になった。
莉乃はあらかじめバックの中に入れておいた御札を取り出して柱に貼り付けた。
「 この家に取り憑いている霊、樋口咲希に取り憑いている霊よ。天に舞えっ! 」
印を込めて言葉を言うと少しだけ空気が楽になった。