――――・・神社・・・


「 やっと着いた〜っ! 車でそのままくればよかった〜! 」

「 莉乃、ここは車置くところないし車が通れるほど広くないだろ? 」

「 そうでした☆ 」


てへっと付け足しで莉乃が言うとお父さんはため息をついてしまった。

莉乃と父は玄関先で座っていて美菜ちゃんは立ったままでニコニコと笑っている。

さっきまでの莉乃を見る目とは大違いだった。


「 さぁ、どうぞ中へ・・・ 」


美菜さんは中を案内してくれるけど莉乃は疑問に思った事を美菜ちゃんに聞いてみた。