少し前まで梨と話せたことに 幸せを感じていた私だったが、 そんなこと心の片隅にしか残っていなかった。 私は急いでお葬式に行く準備をした。 高校の制服を着るのがいやだったので 中学の制服を着て行く事にした。 新しい制服を着た私を おじいちゃんにも見てもらいたかった。 そう思うとまた涙が出てきた。 私は駅へ向かった。 駅に向かっていると...