帰り道、達也に昼見た夢の事を話した。


「・・・とかいう夢みてん!なんかありえへん夢でびっくりしたわぁ!」

自分なりにうまく説明できたつもりなのに、
達也の顔が曇っているような・・・


気のせいかな??


「達也?なんやねん、おもんなさ過ぎたか?」


どうもおかしい・・
いつもなら何かしら突っ込みを入れてくるはずなのだが。


「お・おぉ・・・!
その夢しょうもなさすぎてビックリしてたんや!」

ほんとにそうなのか・・

明らかに怪しいような。。

「俺らも付き合い長いんやなぁ!!夢に出てくるぐらい。」

「まぁなぁ!達也が理恵ちゃんと付き合い出してからずっとやもんなぁ!」


「春樹・・お前覚えてるか・・そん時らへん?」


「いつや?付き合ったらへんやったら覚えてるで!
なんでや?」


「いや・・・あれや!春樹この頃おっさん化してるやん!やから聞いたんや!」

「僕は痴呆症か!!
でも、その後の事はあんま覚えてないかな!
いつの間にか雪江もおったなぁ!懐かしいなぁ?」


「・・お、おうそやな!」