「それは安心だ」


なぜ零央がそんなことで安心するの…?


「椎名を俺だけのものにしたい」


そんな事を言われるとドキッとする


「他の誰にも、触れられたくない。見られたくないと思った」


「ど、どうして…」


零央は小さく笑い、ソファに移動した


「おいで、椎名」