全て話し終えると、二人は幽霊のごとく真っ青になった


「ふ、二人ともどうしたの?」


私はその意味がわからずにあたふたした


「椎名…あんた馬鹿!ほんと馬鹿!」


美奈が泣きながら私に抱きつく


意味がわからず、賢人くんに助けを求め、視線を合わせた


「椎名ちゃん…それ全て誤解だよ」